他人を変えようとするから疲れるのです

　　　　

あなたは他人と話をしてイラッとしたことや苦手だな、

と思ったことはありますか？

私はありません・・・

な〜んて人はこの世にはいないと思います。

私なんていつもです（笑）

ただし他人は変えられないということを頭で理解をしてからは

イライラする事やキーってなることはほとんどなくなりました。

実は、この言葉昔から好きでしたが私はどちらかと言うと

他人を変えるのを諦めようという気持ちで考えていました。

ところが最近になってふと考えが変わりました。

自分は変えられるって、自分が相手のことを思ってあげる

ような考えになる、ということなのかもしれないと気付きました。

例えば相手の言動にイラッとした時、今までの私は

自分のイラッとした感情を無理矢理押し殺して

「我慢、我慢、この人は何を言っても変わらないんだから」

と言い聞かせていました。

しかし何事も無理矢理我慢している間はダメなのです。

ダイエット中に我慢して食事制限してもいつか我慢できなくなり

爆発して食べ過ぎてしまうのと一緒です。

そんな私がある日突然心にスッと入ってきたのは

相手のことを自分の事のように思う、です。

「可哀想に。何か悪い事があったのかな」

「誰かに怒られたのかな」

「仕事が忙しくてテンパってるんだな」

「この人は他人の意見を聞く余裕がないんだな」

「自分が一番でいたい人なんだな」

と、その人より一つ上の目線で見てあげると

その怒ってイライラしている人がとても幼稚に見えてきます。

あなたが一緒になって怒ったり反論していては、

あなたはその人と同レベルということです。

嫌ではないですか？

自分が好きではない、苦手なその人と一緒にされるのは。

あなたはその人に言論で勝つ必要は無いのです。

負けるが勝ちとも言いますが、無駄な意地を張ると

逆に自分の価値を下げてしまうことになります。

そうはいってもサラリーマンは時として戦わないと

いけないこともあると思います。

その場合は自分自身へ挑戦だと思って戦いましょう。

最後のボスキャラを倒すかのように、

これがダメならあれ、あれがダメならこれ、と

手段や方法変えて挑戦するのです。

それなのによく見かけるのが、上司に断られたら

自分の意見が絶対に正しいとばかりに食ってかかる人がいます。

あの人は何もわかっていない。

自分の意見を全く聞いてきれない。

あんな部長はアホだ・・・

と周りみんなに愚痴や悪口を言いふらしている人がいます。

残念ながら見てて美しくない上に、いつかは自分もこの人に

悪口言われるんだなと思うと怖くて何も話せないですね。

以前の私はそういう人に対してもこう考えてみては？

とアドバイスをしていましたが、そういう人は大抵

他人もアドバイスは聞きません。

やっぱり他人は変えられないのです（笑）

人間変わる時は自分で気付いた時だけです。

そしてもしあなたの周りにもそういう人がいて

対応に困っている場合は、とにかく流しましょう。

よく本にはそういう人とは付き合わない、と書いてありますが

私は会社員である以上、付き合わないわけにはいかないと思います。

そして話にはお付き合いをし、

「あー変な映画見ちゃったな」と

一人になった時に呟きます。

映画だからもうそれでおしまいです。

その後あれこれ考える必要もありません。

ちなみに過去は変えられない、と言いますが

嫌な思い出の過去は変えた方が良い、と私は思っています。

例えば昔いじめられたとします。

その記憶がとても嫌だったとしたら、封印するのではなく

その事象から自分が学んだことはないか？と考えます。

例えば、自分はいじめられて本当に辛かったから

絶対に他人には優しくしようと誓った、など

過去の事実は変えられませんが、記憶は変えることができます。

どうですか？

あなたが苦手なあの人と向き合えそうですか？

すぐには無理でも少しずつ挑戦してみてください。

今日もあなたが1日笑顔で過ごせますように！