友人を求める前に自分を愛する

ニーチェの言葉が続いてしまいましたが、

こちらも私が気付きを得た言葉で、深い・・・と思いました。

できるだけ多くの友人を欲しがり、知り合っただけで友人と認め

いつも誰か仲間と一緒にいないと落ち着かないのは、

自分が危険な状態になっているという証拠だ。

本当の自分を探すために、誰かを求める。

自分をもっと相手にして欲しいから、友人を求める。

漠然とした安心感を求めて誰かに頼る。

なぜそうなるのか。孤独だからだ。

なぜ孤独なのか。自分自身を愛する事がうまくいっていないからだ。

しかしそういうインスタントな友人をいくら多く広く持ったとしても

孤独の傷は癒されず、自分を愛するようにはなれない。

ごまかしにすぎないからだ。

自分を本当に愛するためには、まず自分の力だけを使って

何かに取り組まなければならない。

自分の足で高みを目指して歩かなければならない。

そこには苦痛がある。しかしそれは、心の筋肉を鍛える苦痛なのだ。

本当にこれはそうなんだと今はわかります。

昔は、自分と向き合う事ができず

孤独を受け入れることができず

できるだけ多くの友人と時間を共にしたいと思っていました。

だから友人を勝手に「親友」とし、親友なんだから

なんでも話してくれるよね。

隠し事があると、あ～私は親友だと思っていたけど

A子ちゃんは私の事親友と思っていなかったんだ、と

勝手に一人で落ち込んでいました。

面倒くさい人でしょ(笑)

友人も家族も全て「個人」と「個人」のお付き合い

だと思います。

お互いに支援し合い、励まし合い、与え合う仲で

切磋琢磨していくべきだと思いますが、

どちらかがどちらかに依存をしてしまうと

バランスが崩れてしまいます。

そんな私はその「個人」というのがすごく嫌いでした。

私は私、あなたはあなた、と突き放された気がして

だって親友だし・・・

だって彼氏だし・・・

と完全に依存体質でした。

なぜ依存してしまうのでしょうか。

それは愛が足りないからです。

それも他人からの愛ではなく自分自身の愛です。

この自分が自分を愛してあげるというのは、

他人からの愛では補えないのです。

本当に心から自分が自分の事を愛してあげられると

始めて他人の事も愛してあげられるようになるのです。

どうしたらよいかわからない人は是非こうしてみてください。

1. 自分の長所を挙げる

2. 自分の短所を挙げる

3. 自分の短所を別の視点で（良い言い方に）置き換えてみる。

例えば私の場合

短所：喜怒哀楽が激しい

→言い換えると：感情が豊か

4. 自分の短所を逆に羨ましいと思う人がいないか考えてみる

短所と長所は表裏一体なのです。

あなたの短所は他の人から見たら長所であったり、

羨ましいと思っている人がいます。

そう考えていってみると、あなたは自分の短所や欠点をも

受け入れることができ、自分自身を愛していくことができます。

是非試してみてください。

さあ、今日も一日笑顔で楽しく過ごしましょう！！