相手の才能を認められないと自分の才能も認められません

　　　　　　　　

あなたは人に助けを求められますか？

仕事でも人生でも困難に陥った時頼れる友人、仲間がいますか？

もしあなたが他人に助けを求められないとしたら、その理由はなぜでしょうか。

プライドが邪魔するのでしょうか？

全部自分でやりたいのでしょうか？

相手を信用していないからでしょうか？

仕事であれば是非部下に任せてみませんか？

部下の仕事の出来が満足のいくものでなかったとしたら

上司であるあなたがきちんと教えてあげてください。

小学生でもわかるように教えることができないのだとしたら、

それはあなた自身も理解していないのです。

本当に理解している人は全てを説明する事ができるはずです。

あなた自身の成長の為にも人に助けを求めましょう。 

部下に仕事を教えることによって

あなたの居場所や仕事を取られるのが怖いですか？

それほどまでにあなたは自分の能力を信じていないのですか？

自分の能力を自分で信じてあげなく誰が信じるのですか？

その程度であなたの居場所はなくなりませんし、

万が一その程度でなくなるのだとしたら

あなたはあなたの仕事をしていないことになります。

部下へ仕事を渡さずに自分の居場所を確保するのではなく、

あなたという個性を生かしていきましょう。

あなただからこそできる仕事

あなたが得意としている事

それを世に出していきませんか？

人に助けを求める事により、この人に「自己重要感」を与えています。

そしてこの人を信頼しているから助けを求めることができるのです。

もっと積極的に他人に助けを求めてみましょう。

ちなみに助けを求める事と依存する事は違います。

あなたはきちんと人の意見を受け入れてますか？

自分と反対の意見を述べられた時に直ぐに反論していませんか？

100歩譲って万が一相手が間違えていたとしても、

一旦「そうなんだ」と受け入れてみませんか？

「いやそれは違う！！」

とむきになって反論する姿は美しくありませんし、子供っぽく見えます。

あなたの「正義」や「正しい」剣を振りかざす必要はありません。

全ては相手を思いやればかける言葉があると思います。

鬼の首を取ったように違ってる！！！

と相手に恥をかかせることが正しい事ではありません。

相手の才能を認めていますか？

あの人は自分より優秀だから何とか陥れよう、

等と姑息な考えを持っていませんか？

相手を落とすと自分が上がったような錯覚になりますが、

実際自分は全く上がっていません。

誰かの優れた才能に対して

「あの人より私の方が勝っている」

「あんな人私は認めない」

と思っている間は逆に自分の中にある優れた才能も認めることができないのです。

「他人が優れている」と認めることは

「自分が劣っている」と認めてしまう事だと

恐れている人が多いのですが実は逆なのです。

他人の優れている部分を認めることができるようになると、

「自分はこの部分が劣っている」

と逆に自分の劣っている部分を見つめることができ、

更には自分の優れている部分を見つけ認識する事ができるようになります。

あなたとAさんは同じ才能を持っていて

全く同じ分野でしか活躍ができないのでしょうか？

人は夫々発揮できる能力が異なります。

目の前のライバルを敵対視してもあなたの才能は開花しませんよ。

それよりもあの人はすごいな～と素直に認めてみましょう。

 心がふっと軽くなるはずです。

そしてあなたは自分自身を見つめ何が優れているのか自分と向き合ってみましょう。

今日も一日あなたが笑顔で過ごせますように。