他人に関心を持つ
今日は名言から少し横道に逸れ、私の大好きなバリ島のアニキこと
丸尾孝俊さんのお話をさせていただきたいと思います。
私が生まれて初めてバリに降り立ったのは2002年の10月、
ちょうどクタのクラブでテロ事件が起きた10日後でした。
そして私がアニキのことを知ったのは2005年とか2006年とか
そのあたりだったと思います。
バリでのお友達から、日本人の大富豪がいるらしい、と話を聞いていました。
そんな中2009年にクロイワショウさんが執筆された
こちらの本を書店で見つけ何の迷いもなく即購入したのを覚えています
(なぜか第1弾の本の写真がうまく表示されないので文字だけに変更しました)
出稼げば大富豪2 気づいた人は動きだした (調子ぶっこきシリーズ)
- 作者: クロイワ・ショウ
- 出版社/メーカー: ロングセラーズ
- 発売日: 2009/10/20
- メディア: 単行本
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正直この本を読んだ時、アニキの印象がガラリと変わりました。
本を読む前までは正直(大変失礼ですが)大阪のヤクザ?程度に思っていました。
バリによくいるイカサマペテン師のごとく儲けているのだろう、くらいにしか思っていませんでした。(本当スミマセン汗)
それがこの本を読んだ時、正直頭を金づちで殴られたくらいの衝撃があり、まだアニキに会ったことがないのにものすごく「愛」を感じました。
一気にアニキのことが好きになり、絶対会いに行こう!!と心に決めたのです。
そう思えたのもひとえにクロイワさんがこの本を書いてくれたからです。心から感謝します。この本に出会えていなかったら今の私はないと思います。
そんなアニキに会いに行こうと決めた私ですが、留学生活が楽しくなり、友達との楽しい時間を過ごしているうちにすっかり昔の決断など忘れてしまいあっという間に月日が過ぎました。
そしてインドネシア生活9年目になった去年2018年、偶然にも知人の紹介でアニキに会えることになりました。
私はこの9年間なんて無駄な時間を過ごしてきてしまったんだろう、と後悔しましたがそれでも結果会えることになり共通の知人に心から感謝をしました。
初めてアニキのお宅へお邪魔した2018年11月の事は、正直あまりの緊張であまり覚えていません。
長年憧れだったアニキに会ったその感動でなぜか泣いてしまったことはしっかりと覚えています(笑)
昔から睡眠はしっかり取らないと頭も働かないし、体調が悪くなっていたので、朝夜逆の生活をされているアニキとの時間、眠くならないかものすごく心配でしたが、行ってみると何てことはない。アドレナリンが出まくりでとにかく寝られない。興奮しすぎて到着した日もその翌日も朝になっても全く眠れませんでした。
そんなアニキとの会話でとにかく私が一番印象的で覚えている言葉。
他人事を自分ごとのように考える
他人に関心を持つ
自分3割 他人7割で考える
アニキはとにかく常に他人のことを考えているのです。
そんなアニキに会ってからというもの、私は今まで自分だけに向けていたベクトルを外に向けるよう意識するようになりました。
まず第一に旦那。今までは自分が、自分がと私のことしか考えていませんでした。
なんとなく私は旦那に愛されているという自負があり、旦那と真剣に向き合っていなかったと思います。
そして何か意見がぶつかるたびに、なんでこの人は私の話を聞いてくれないのか、とものすごく自己中心で考えていました。
しかしアニキと会ってから旦那のことを第一に考えるようになりました。この人のために自分ができることをしてあげたい、旦那と一緒に美味しいものを食べ、楽しい時間を共有したい、と思うようになりました。
そうしたら、時とともになんて私は自分勝手なことをしてきたのだろう、と過去の自分が本当にわがままだったと心から反省できました。
そして仕事でも、とにかくスタッフに声をかけるようになりました。
何か問題を抱えていないか、何か悩んでいないか、今日も元気かな?
いつも手伝ってくれてありがとうね。ちゃんとご飯食べる?
と常に声をかけ様子を伺うようになりました。
さらには、他人に声をかけることが苦にならなくなりました。
今までの私は超人見知りで、できるだけ他人と関わらないように生きてきました。
それがアニキとお会いしてからというもの、知らない人にも笑顔を向けられるようになりましたし、困っている人に積極的に声をかけることもできるようになりました。
私がいくらここでアニキの話をしても、きっとこれを見ている人たちは
宣伝?関係者か?くらいにしか思わないと思います。
ただし、残念ながら私がいくらアニキの宣伝したところで私にお金が入ってくるわけでもありませんし、アニキも然りです。
ただ、私はこの世の中にあれほどまでに愛に溢れた人がいるんだ、という事を皆さんにお伝えしたい、ただそれだけです。
これは本当に直接会ってみないとわからない事ですが、会った瞬間から愛に包まれます。
今会ったばかりなのに、もうすぐに会いたくなる。
これは私が単にアニキのファンだからという事ではなく、初めて一緒に来た友人たちも同じくすぐに会いたくなる存在だとアニキの事を表現しています。
それはアニキがよく言っていますが、自分は初めて会った人でもお客さんでも友達になって帰す、と。そうなんです!ほんの数時間の間に「友達」になってしまうのです。だからまたすぐに会いたくなるのです!
もしあなたが今何かに悩んでいるとしたら、まずは逆に他人の事を助けてみませんか?
悩んでいて、辛いからこそ他人の注目を浴びたい気持ちはわかります。
私ってこんなに辛いんです。助けてください。
そう言いたい気持ちはよくわかります。私も昔がそうだったから。
でもね・・・
何かをもらいたい時は先にあげる事が大事です。
助けてもらいたいなら、先に他人を助けてあげてください。
笑顔をもらいたいなら、先に笑顔をあげてください。
とにかく他人が喜ぶ事を、笑顔になる事を、そして助けてあげてください。
情けは人の為ならずです。
どんな形かはわかりませんが回り回って必ず自分のところに返ってきます。
本当は今回アニキと再会したお話を書きたかったのですが、それはまた次回以降にしたいと思います。
*1:調子ぶっこきシリーズ