どう思うかは結局自分次第なのです
運がいい人も 運が悪い人もいない
運が良いと思う人と運が悪いと思う人がいるだけだ
(中谷彰浩)
世の中には幸福も不幸もない
ただ考え方でどうにでもなるのだ
(シェイクスピア)
人は自分が幸福であることを知らないから不幸なのである
(ドストエフスキー)
刑務所の鉄格子のなかから二人の男が外を見た
一人は泥を眺め、一人は星を見た
(D.カーネギー)
あらゆる事象は心の反映である
したがって純粋な心でひたすら念じ続ければ、たいがいの事は常住する
(稲盛和夫)
今日は人の視点についての名言集を集めてみました。
良いも悪いもない
実はこの世の中に起きている事象に「良い」も「悪い」もないのです。
「良い」「悪い」を決めているのはあなた自身なのです。
この世の中で起きた事をあなたが自分自身で意味付けしているのです。
例えば、今日出かけようとしていたのに風邪をひき、とっても具合が悪い状態です。
Aさんは・・・
「今日は絶対に行かないといけないのに!何で今日に限って風邪をひくの!?
最悪だー! 具合は悪いけどでも楽しみにしてたんだから絶対に行く!!」
と具合が悪くても無理矢理行きます。
一方Bさんは・・・
「折角楽しみにしていたけど、私がこんな状態で行ったら相手にも風邪をうつしちゃうかもしれないしな・・・。
相手には申し訳ないけど今日は休んでまた元気になったら会えばいいや!」
どちらが正しいとか、どちらが間違っているというお話ではありません。
どちらでもあなたが良いと思う行動をとればいいだけなのですが、
Aさんは「風邪を引いた=最悪。なんでこんな酷い目、大変な目にあうの!」
とマイナスの部分を見ています。
一方でBさんは「風邪をひいてしまったことは仕方がない。でも今日は休養してまた元気になったら会おう」と前向きに思っています。
具合が悪いのに無理やり行くAさんは、きっと行った先でも楽しむことができず、辛く大変な思いをするかもしれません。
また一緒にいた友達に風邪をうつしてしまい、友達も迷惑がかかる可能性があります。
さらにAさんはもしかすると、今日自分が具合が悪いのに出てきたことについて文句を言うかもしれません。
そうするとAさんの具合はどんどん悪くなっていくのです。
また文句を言われた周りの友人たちにとっては、頼んでお願いしたわけではないのに文句を言われ、この周りの人たちの心も傷つける事になります。
そしてBさんは気分が悪い時に会うよりも、元気な時に楽しんだ方がいい!と
「楽しい」方に焦点を合わせる事ができる人なのです。
その為周りの友人たちもBさんといるといつも明るく楽しく過ごすことができます。
どんな時にでも「楽しい、嬉しい」側面を見る事ができる人と、
「辛い、悲しい、苦しい」側面ばかり見てしまう人がいるのです。
これはそういう出来事があなたにばかり起きているのではないのですよ。
あなたが常にそう考えているからです。
そう思ったらいつも楽しい側面を見ていたいと思いませんか?
他人に感情をゆだねてはいけない
今度は逆にあなたの感情が他人に振り回されないで欲しいという事です。
あなたが上のAさんのお友達だったとします。
Aさんのお友達のあなたはいつもAさんの愚痴を聞かされます。
あなたが「良い人」だったとしてこのAさんの話を真剣に聞くと、あなたはAさんの感情に振り回され、あなたまで「辛い、悲しい、苦しい」思いをさせられることになります。
Aさんのようなタイプは他人に助けを求め、寄りかかり「私は不幸なの」と不幸でいる事が好きな人なのです。
だからあなたはそんなAさんのようなタイプの人にあなたの感情を任せてはいけません。
「良い人」になる必要はないのです。
優しくない優しさという事がこの世の中にはあるのです。
もしもAさんが本気で幸せになりたかったら、Aさんはきっとあなたに「変わりたい」という事を伝えると思います。
そして本当に変わる努力をしていれば是非助けてあげてください。
中には口だけで変わる気のない人も沢山います。
そういう人は引き続きあなたにぶら下がり、寄生虫となるでしょう。
その場合はその人と距離を取った方が良いでしょう。
あなたの人生はあなたが決めるのです。
あなたの感情もあなたが決めるのですよ。
今日もあなたが1日笑顔で過ごせますように。